有限会社北日本断熱
株式会社 ニチダン盛岡株式会社 ニチダン仙台

SERVICE事業内容

吹き込み式断熱工法複雑な天井裏も断熱材をスキ間なく施工するには、ブローイング工法が最適

住宅の断熱にとって天井の断熱は最も重要です。天井裏は吊り木や野縁、配線配管等の障害物が多いため、従来の敷込み工法では部分的に断熱材が入っていなかったり、 十分な厚みが確保されていない場合においても、ブローイング工法なら断熱材がすみずみまでいきわたり、吊り木、胴縁周りにもスキ間なく施工厚も自由に設定できます。

ブローイング断熱材の種類

1.グラスウール(ガラス繊維)
2.ロックウール(石綿繊維)※石綿繊維でありアスベストとは違いますので安全です。
3.セルローズ(天然木質繊維)

ブローイング断熱材の特徴

  • 1.断熱性が高い
    専用の断熱材をスキ間なく吹きみますので断熱性が高く、冷暖房費を節減します。
  • 2.防音性が高い
    ブローイング断熱材は防音性に優れ、1階の天井に吹込んだ場合、2階からの音はかなり吸収します。(施工厚や建物の構造によって遮音率は異なります。)
  • 3.防火性に優れている
    グラスウールやセルローズの断熱材はホウ酸系薬品を混入し防熱処理をしてあります。ロックウール断熱材は、石綿繊維で不燃材です。
  • 4.建物材料を傷めない
    木材や金物等の建築材料を傷めることがなく、また単位面積当りの質量も軽いため建物自体にかかる負担も少なく、建物の寿命を損ないません。
  • 5.厚みは自由自在
    地域特性に応じて、厚みは加減できます。
  • 6.短時間施工
    標準的な住宅の場合、2~3時間で施工が完了します。
  • 7.あらゆる建物に適応
    新築住宅、既存住宅、店舗、事務所、倉庫、工場等の平坦な天井で、人が入っていける空間があれば施工できます。リフォーム物件は、工事前に調査をさせて頂きます。

ブローイング断熱工事 施工前後(例:資材 グラスウール)

現場サイズにピッタリ、施工精度が、完全です。
天井の断熱施工では、従来のブローイング工法をより一歩進め、天井面と一体になった継ぎ目のない断熱層を、短時間で形成します。特に、斜め天井はBIBが得意とするところです。

断熱材施工密度熱伝導率
グラスウール18kg/㎥0.052W/m•k
高性能グラスウール10kg/㎥0.052W/m•k
ロックウール25kg/㎥0.047W/m•k
セルローズファイバー25kg/㎥0.040W/m•k

吹込開始

充填工事

吹込完了

高性能グラスウール

ロックウール

セルローズファイバー

BIB工法(Blow In Blanket System)複雑な施工も手間いらず断熱効果

壁・床・天井の下地にネットを張り、そこに断熱材を吹き込む高断熱工法です。
従来のブローイング工法と違い垂直の壁面、振動や衝撃を受けやすい床でも断熱材が安定し施工後の経年変化もありません。
しかも、隅々まで隙間なく断熱材が入り込むため、複雑な施工でも手間をかけずに短時間での施工を実現します。断熱材はグラスウールまたはロックウールを使用出来ます。

壁の断熱工法振動や衝撃による、断熱材の沈下や変形がありません

BIB工法による壁の断熱工法は、断熱材を間柱の巾、寸法に合わせて吹き込み板状に成形するだけです。
室内側の仕上面は平滑で弾力性があり、防湿層や内装材の施工に最適です。吹き込まれて成形されたグラスウールは、経年変化や振動などで沈下や変形することもなく、安定した断熱性を恒久的に持続します。
BIB工法では、断熱工事の前に横胴縁を取り付けることができ、その後、一気に短時間で施工が可能です。しかも、配管や胴縁が完全に断熱されます。

床の施工施工後の性能低下を解消しました

グラスウールの敷詰めでも、長時間が経過すると沈下現象を起し、そのため床面と断熱材の間に空隙が生じ、断熱性能を低下させます。
その点、BIB工法は断熱材を床面まで必要分びっしり吹込みますので、沈下現象は全く発生しません。
BIB工法による床の施工は、断熱材受けと、ネットの間にグラスウールを吹き込んで断熱材の密度を高める工法、従来の断熱材受けを天井下地のように利用して断熱材を吹き込み、床面の仕上げをする工法など、現場の状況などで選択できます。

壁施工例(例:資材 ロックウール)吹込前に間柱や根太等にネット張り工事をします。

ネット張り工事

ネット張り完了

断熱材充填工事

厚さ確認

吹込完了

HATO工法乾式吹込工法住宅等の壁・床に充填

HATO工法【乾式吹込工法】住宅等の壁・床に充填します。HATO工法とは、間柱や根太等にHATOネットを張りセルローズ断熱材を吹き込む壁・床の断熱充填工法です。
スキマの出来やすい筋違・配管・配線周りもこのようにしっかり断熱し、内部結露を防ぎます。

施工後

筋違周り

配管・配線周り

硬質ウレタン吹付け工法

ウレタン吹付け工事はスプレー施工の為、材質に関わらず、どんな対象物にも接着し、隙間なく充填出来るので優れた断熱性能を発揮します

ウレタン吹付けの種類

100倍発泡ウレタンは、イソシアネートと水を含むポリオールを混合し、発生する炭酸ガスを発泡剤として利用する事で、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるフロンを全く使用しない断熱材です。
A種1Hは、地球温暖化への影響を大きく低減したHOF(ハイドロフルオロオレフィン)を発泡剤とした材料です。また、B種はフロンを使用しており、2020年で使用禁止となる予定です。

断熱材熱伝導率(JIS規格値)区分
100倍発泡 A種3(ノンフロン)0.040以下C
30倍発泡 A種1(ノンフロン)0.034以下D
30倍発泡 A種1H(第4次世代)0.026以下E

硬質ウレタンの特徴

  • 1.断熱性が高い
    現場に直接、液体を吹き付ける施工方法なので、隙間などの断熱欠損がほとんどなく、高い機密性能と断熱性能が確保できます。
  • 2.建物材料を傷めない
    木材や金物等の建築材料を傷めることがなく、また単位面積当りの質量も軽いため建物自体にかかる負担も少なく、建物の寿命を損ないません。
  • 3.厚みは自由自在
    地域特性に応じて、厚みは加減できます。
  • 4.短時間施工
    坪程度の住宅の施工は、通常1~2日(目安)で終了します。
  • 5.あらゆる建物に適応
    新築住宅、既存住宅、店舗、事務所、倉庫、工場等の吹き付けが工事できます。また、施工着工前に事前調査をさせて頂きます。

ウレタン工事(例:資材 硬質ウレタンフォームA種3)

ウレタン工事(例:資材 硬質ウレタンフォームA種1H)

地域区分の一覧表

都道府県名地域区分市区町村
省エネ等級2
省エネ等級4
断熱等級
認定低炭素
トップランナー基準
青森県2十和田市(旧十和田湖町に限る)、七戸町(旧七戸町に限る)、田子町
32,4以外の市町村
4青森市(旧青森市に限る)、深浦町
岩手県2久慈市(旧山形村に限る)、八幡平市、葛巻町、岩手町、西和賀町
32,4以外の市町村
4宮古市(旧新里村、旧川井村を除く)、大船渡市、一関市(旧一関市、旧花泉町、旧大東町に限る)、陸前高田市、釜石市、平泉町
宮城県3栗原市(旧栗駒町、旧一迫町、旧鶯沢町、旧花山村に限る)
43以外の市町村
秋田県34以外の市町村
4秋田市(旧河辺町を除く)、能代市(旧能代市に限る)、男鹿市、由利本荘市(旧東由利町を除く)、潟上市、にかほ市、三種町(旧琴丘町を除く)、八峰町、大潟村